長いニーソに巻かれたい

主にポケモンのことを書くと言ったな。あれは嘘だ。

【シーズン8使用構築】カバルカカイリュー

 色々あって貧乏になってしまったがそれでも二郎に行きたいギンです。シーズン8の後半で使っていた構築を晒しておく。最高レートは1897、ここ数日で一気に負けこんで勝率は52%まで下がったが最高レート更新してるときは7割近い勝率をマークできた。
【カバルカイリュー

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以下詳細、個別解説と使用感を追記にて


ポケモン性格・努力値技1技2技3技4持ち物
カバルドン腕白HBベース岩石封じステルスロックあくびほえるゴツゴツメット
ルカリオ臆病CS波動弾ラスターカノン真空波悪巧み
カイリュー意地AS逆鱗地震神速龍の舞ラムの実
トルネロス臆病CSエアスラッシュ草結び挑発蜻蛉返りジャポのみ
ボルトロス臆病CS10万ボルト目覚めるパワー氷挑発電磁波命の珠
スイクン図太いHBベース熱湯瞑想眠る吠えるカゴのみ

【パーティ概要】
 優秀な耐久と豊富な補助技を持つカバルドンで後続の起点を作り、カイリュールカリオをはじめとした積みエースで全抜きするカバルカと呼ばれる構築に、この3匹で倒せない、また対処のしにくいポケモンや構築に対する対策を残りの3匹で対策している。

【個別解説】

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カバルドン
実数値:215-137-151-x-120-67
 優秀な起点作り役。ステルスロックを撒いてからあくびを連打して相手に交代を強制し、ステロダメを蓄積させながら素眠りに追い込んで後続の起点にするのが役割。あくびループに入る前に毒々、鬼火、宿り木の種などを入れられてもひたすらあくびを使い続けて退場することで後続のルカリオを対面させて択をしかけることができる(こういう状況では私は基本的に積む。)

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メガルカリオ
実数値(メガ後):145-x-91-(109)-167(192)-90-156(180)
 この構築の全抜きエース。一度悪巧みを積んでしまえば先制技やスカーフ以外では殆ど止まらないレベルの火力を誇る。上を取ってくるアタッカーや、先制技持ちに対しても真空波で大きなダメージを与えられる、耐久の低いポケモンならステロ込みで落としきってしまうことも多い。ギルガルドに何も出来ないこと、スカーフ霊獣ランドロスファイアローに対しては真空波を打つことくらいしか出来ないのが弱点。

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カイリュー
実数値:167-204-115-x-120-132
 この構築の抜きエース2ルカリオを倒してくる霊獣ランドロスガブリアス地震を起点に龍の舞を積んで全抜きを狙う。この手の構築ではカイリューに弱点保険を持たせるケースが割りと多いらしいが、ボルトロスの電磁波、ゲンガーの鬼火や催眠を一度だけシャットアウトできるラムの実を採用したのは相性が良かった。特にボルト式猫騙しでルカリオが突破された後にそれをラムですかして神速で倒しきるケースは多かった。図太いボルトはNG。

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トルネロス
実数値:155-x-82-177-96-179
 かつての相棒。カバルカ構築に対して先発で投げられやすいキノガッサマンムーを読んで対面させ、エアスラッシュや草結び+ジャポダメで突破する駒。カバが先発するだけで厳しかった現状を一気に打破してくれた、最高レート更新の立役者。それ以外にもバナや格闘、水地などに対する役割も一応あった。初手対面でガッサマンムーが引けばそれを見てから蜻蛉返りでカバにつなぎ、ポリ2などの補助技主体のポケモンに対しては挑発など、割りと出せば腐らない一面はあった。厳選の際耐久を甘えすぎてガッサのテクに岩封を耐えられなかったので耐えるまでHBに回すべき。

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ボルトロス
実数値:155-x-83-177-98-179
 同じく構築で対処のしにくい水、特にギャラドスを見るために採用していた。珠を持たせるとポリ2を確3にできたりしたため、図らずもポリ2を突破してしまったりすることもあった。初手で使うことが多かったので電磁波はあくびループと相性が悪いようにも思われるが、麻痺した相手をそのまま倒してしまうことが多かったためそれほど気にならなかった。ボルトロスはやはり強い。

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スイクン
実数値:207-x-172-110-135-115
 元々は対受けループ要員として採用されたポケモン。ラッキーを起点に瞑想を積んで熱湯をぶち込むだけで仕事ができる。このポケモンのいいところはすきあらば瞑想を積んでしまえば受けループでなくても封殺してしまえるところ。あまり語ることもないかもしれない。


【使用感】
 使い始めた頃は、自分のいたレート帯も関連しているのか、カバルドンが仕事もしやすく、割と容易にあくびループに入ることができ、そのままルカリオで作業のように相手を倒すことができたが、ここ最近はボルトロスを大量に見たり、カバをどうやっても動かせない構築や先発にぶつかることが多かったりした。これを書いている日はカバルカ選出よりもそれ以外の選出のほうが勝率が高かったくらいである。カバルカカイリューで重たいサンダー、ギルガルドゲッコウガジャローダなどとぶつかることが多く、この構築のコンセプトを生かせないことが多かった。ボルトルネ+1やスイクンボルト+1といった選出で誤魔化すことも不可能ではなかったがギリギリであったのでこの構築の限界を感じた。
 ジャポトルネに関してだが、ガッサマンムーが重い構築にはぜひ入れてみて欲しい、どちらも先発でトルネと対面したらまず引かずに動いてくるためジャポで確実に殺せる。ジャポトルネはこの構築における収穫の一つだと思うので、機会があればまた使いたい。